お得! 市バス乗り放題の乗車券カード購入方法。京都観光は、一日乗車券で。
バスでの京都観光は、「市バス専用一日乗車券カード」を購入するのが絶対お得です!
京都観光 市バスについて
「市バス」とは、京都市交通局が運営する路線バス。京都の観光名所を回る場合、ほぼ「市バス」で回ることができます。
市バス専用一日乗車券カードの値段は、1枚 500円。(小児は、250円)
通常、市バスに乗って移動した場合、バス均一運賃区間内の料金が、220円。(小児は、110円)
バス均一運賃区間というのは、どれだけの距離を乗車しても運賃が一律 220円のエリア。均一区間内で市バスに乗車した場合、遠くまで乗っても近くで降りても、220円です。
つまり移動で市バスに3回乗ると、単純に、660円かかる計算になります。
例えば、
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京都駅から清水寺へ、市バスで移動。(220円)
清水寺から銀閣寺へ、市バスで移動。(220円)
銀閣寺から京都駅へ、市バスで移動。(220円)
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これで3回乗ってますね。
簡単に説明すると、
「出発地から市バスで、2カ所以上観光して戻る場合」は、「市バス専用一日乗車券カード」を買ったほうが移動費を節約できて、お得でおすすめ! というコトです。
もっと簡単に説明すると、
「市バスに3回以上のるなら、市バス専用一日乗車券カードを買いましょう」というコトです。
市バスが1日 500円で乗り放題になるので、何カ所も観光で京都を回るには、ずいぶん節約できますし、小銭を準備しなくて良いのもメリットですね。
乗車券カードは、乗車1回目の際に、運賃箱のカード挿入口にカードを通すと、その日の日付が裏面に印字されます。(印字された日付のみ有効なので、次の日は使用できません)
運賃箱は、バスの車内前方(運転手さんの横)にあるので、最初に乗ったバスを降りる時に、カードを通せばOKです。
2回目の乗車からは、バスを降りる時に運転手さんに乗車券カードの裏面に印字された日付を見せるだけで良いですよ。
「市バス専用一日乗車券カード」は、購入したときには日付の印字がありません。たとえば2〜3日、市バスに乗って京都の観光スポットを回る予定なら、日数分の乗車券カードを、まとめて先に買っておくと楽です。
1カ所のみ観光で、行って戻ってくるだけでしたら、440円なので普通に料金を支払うほうが、お得です。w
ちなみに、京都の市バスは後ろのドアから乗って運賃(料金)は後払い。前方のドアから降ります。
運賃の支払い方法は、
・市バス専用一日乗車券カード
・ 現金
・トラフィカ京カード
・スルッとKANSAIカード
・回数券
など。
市バス専用一日乗車券カード購入方法
「市バス専用一日乗車券カード」の購入方法ですが、自分の知っている販売場所は、4つ。
簡単な解説もふくめて挙げてみます。
【1】京都駅 烏丸口を出てすぐ右側にある「バスチケットセンター」
まず、京都駅北側の烏丸口を出ます。
上の写真は外から見た烏丸口。
出口を出て、京都タワーが正面に見えていればOKです。写真左下に見えているのが「バスのりば」。右下が「バスチケットセンター」。
中に入ると、いくつかの受付カウンターがあります。
入り口から入り、奥へ進むと「市バス専用一日乗車券カード」を買えるカウンターが。
ここで「市バス専用一日乗車券カード」を購入できます。
一日乗車券カードと一緒に、市バス観光マップ「バスなび」もいただけます。「バスなび」は無料。
この「バスなび」というパンフレットには、京都 5つの主要観光地「金閣寺・北野エリア」、「銀閣寺・岡崎エリア」、「清水寺・祇園エリア」、「河原町・烏丸エリア」、「嵐山エリア」の、簡単な地図とバス停の場所も掲載されています。
そのほかにも、市バスの乗り方や乗車券の説明なども書いてありますので、市バスを始めて利用する場合は、確認を含めて見ておくと良いかもしれませんね。
裏一面は、バスの路線図、京都駅前バス乗り場の案内地図、地下鉄の情報なども掲載されています。
英語版もあります。
Kyoto city bus travel map / Bus Navi
この「バスなび」という、市バス観光パンフレットは、「市バス専用一日乗車券カード」を買えるカウンター付近に置いてあるので、一日乗車券カードを購入しなくても、無料でいただけます。
【2】京都駅 烏丸口 バスのりば敷地内にある自働販売機
京都駅 烏丸口のバス乗り場付近に「市バス専用一日乗車券カード」の自動販売機が設置されています。
いくつか設置されていたと思うので、バスセンター内が混んでいた場合、自動販売機で乗車券カードを購入するのも良いですね。
【3】京都駅 烏丸口 バスのりば敷地内の小さな「きっぷうりば」
こちらは、1カ所のみだと思うのですが、京都駅 烏丸口バスのりば敷地内に「きっぷうりば」と書いてある小さな売り場があります。
この時は、「C のりば」エリアにありました。もしかして移動するのかな?
小屋の中に、年配の男性と女性の方がいらっしゃいます。
いつからこちらで販売されているのかは不明ですが、外観から相当な年期を感じます。もしかするとレアな情報なども聞けるかもしれませんので、こちらで購入するのも面白いかもしれませんよ。
【4】市バス車内(売り切れの場合もあり)
とりあえず市バスへ乗車した後に、バスを運転されている運転手さんから市バス専用一日乗車券カードを購入できます。
ですが、売り切れの場合もあるようなので、乗車する前に買っておくほうが良さそうです。車内が満員の場合など混雑している時もあるかと思いますので…。
その他にも、
・ 市バス、地下鉄案内所
・定期券発売所
・市バス営業所
・地下鉄各駅窓口(駅務室または有人改札口)
などで買えるようですが、小児券は地下鉄各駅窓口では販売していないようです。
バス均一運賃区間外エリア 注意事項
その他、注意事項として、均一運賃区間は回数に制限なく乗り放題の「市バス専用一日乗車券カード」ですが、使用できない「均一運賃区間外」というエリアがあります。
高雄エリア(神護寺など)
修学院エリア(修学院離宮、詩仙堂、曼殊院など)
大原エリア(三千院、寂光院など)
鞍馬、貴船エリア(鞍馬寺、貴船神社など)
これらの場所へ移動する際は、別途運賃が必要。
バス均一運賃区間内から、均一運賃区間外へ、またがり乗車をする際は境界停留所からの普通運賃を支払うことになります。
嵐山、嵯峨エリアは、これまで別途運賃が必要でしたが、バス均一運賃区間の拡大にともない、2014年3月22日から「均一運賃区間」になるそうです。
市バス以外で「市バス専用一日乗車券カード」は使用できませんでしたが、バス均一運賃区間の拡大と共に、「京都バス」でも利用できるようになるそうです。こちらも、2014年3月22日から。
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